メニュー

M22によるドライアイ治療

マイボーム機能不全(MGD)

まぶたの裏側にはマイボーム腺という器官があり、涙の油分を分泌しています
このマイボーム腺の出口が細菌感染などによって詰まると、涙に必要な油分が十分に分泌されず涙の成分バランスがくずれて目が乾いたり、涙が出たり、炎症がおきたりします。
これをマイボーム機能不全といいます
涙は99%の水(液層)と1%の脂(油層)からなっており、ドライアイ症状を訴える方の80%以上はマイボーム機能不全による油分が足りないことが原因であるといわれています

症状

  • 目がゴロゴロする
  • 目が疲れやすい
  • 涙目
  • まぶたが重い
  • 不快感がある など

MGDになりやすい人

  • 加齢
  • 脂質の多い食事
  • コンタクトレンズ
  • 肥満
  • アイメイク
  • 喫煙

治療

  • 点眼治療

IPL治療

IPL治療のメリット

  • 麻酔や外科的な処置が不要
  • ダウンタイムが少ない
    (赤み、腫れなどがほぼない) 
  • 繰り返し治療がうけられる
  • 抗炎症作用、肌のコラーゲンの産生促進の効果も期待できる
  • マイボーム腺の詰まりを解消し涙の油分を正常化できる

こんな方におすすめ

  • ドライアイと診断されており、点眼治療を行っているが良くならない
  • 涙点プラグを挿入したが、ドライアイの改善がなかった
  • 霰粒腫(マイボーム腺の詰まりによる炎症)をくりかえしている方
  • まつげダニによる眼瞼炎が続いている方

治療の流れ

*診察時、IPL治療が適応と判断された場合、治療内容や注意点をご説明し同意をえたうえで治療日の予約をしていただきます
*IPL治療当日はメイクや基礎化粧品はすべておとしてご来院ください
眼の周囲に毛が生えていると、毛に反応して痛みを感じやすくなるため、剃毛をすすめさせていただく場合があります
照射部位に薄くしたくないホクロがあれば、パッチシールで保護します

当日 持参していただくもの

洗顔料・タオル・基礎化粧品・日焼け止め
コンタクトレンズケース(コンタクトレンズを装用している方のみ)

  1. 肌の状態を記録するために、写真を撮らせていただきます
  2. 眼を保護するためにアイマスクをのせて、照射部位に専用のジェルを塗ります
  3. こめかみからスタートして、下まぶた→鼻→下まぶた→こめかみと照射します  
    照射中はカメラのフラッシュのような眩しさやゴムでパチンとはじかれた程度の痛みがあります
  4. ジェルを拭き取り、洗顔後日焼け止め塗ってからご帰宅ください

治療後の注意点

  • 治療後は肌に赤みや軽度の腫れやヒリヒリ感を生じることがありますが、通常2~3時間で落ち着くことが多いです
  • 治療後は皮膚が敏感になりますので、治療後2週間は外出時に日焼け止めを塗ってください
  • 照射した部位にかさぶた、水ぶくれなどが生じることがありますが、5~10日で消えますので、その間はこすったりせずにお待ちください

治療が受けられない方

  • 1か月以内の日焼け(海、や、ゴルフ、日焼けサロンなど)
  • 光感受性が高い方または光感受性を高める薬剤服用中の方
  • 妊娠中、または授乳中
  • ペースメーカー
  • ケロイドの既往がある
  • 抗凝固薬を服用中
  • 糖尿病
  • てんかん
  • 皮膚に病変がある方

料金

両眼 1回  5000円
4回 18000円

*IPL治療は自由診療のため、健康保険の適応外となります
同日の健康保険がつかえないため、検査・診察・投薬などは別日に行う必要があります
*治療は2~4週間おきに4回以上実施すると効果が高いとされていますが、ドライアイ の重症度と罹患期間によっては治療期間が異なります

ホームケア

① 温罨法

目の周辺を温めることでマイボーム腺の脂を溶かし、まぶたの血流を改善します
市販のホットアイマスクがおすすめです

② 眼瞼清拭(リッドハイジーン)

洗顔時にまつ毛の根本周辺をやさしくマッサージするように洗浄することで、マイボーム腺の脂の排出を促したり汚れなどの詰まりを除去します。
目元専用のシャンプーで洗うとさらに効果的です

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME